ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


シンプソン



新町橋渡初図



新レフ 1-12号(1927年)、1-12号(1928年)



シーガル



シーソー1



シーレ



ジ・エイト



じえすちーぬ



自画像



直原玉青



ジグザグ・ベビーチェア



ジゴマ



自作前の自画像(6)



版画集〈実現していないプロジェクト〉a.梱包されたホイットニー美術館



自転車タイヤ「ミシュラン」



自転車の子供用サドル



自転車乗り



自転車「ロワイヤル=ファブリク」



自動車「シトロエン」



自動車「ビュイック」


<前 (77/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


せみまる

蝉丸

作家名:小杉放庵(未醒)
制作年:1920年頃
技 法:絹本墨画 軸装
大戦前から大戦後にかけて、放庵はしばしば富山県の八尾町や滑川市を訪れている。八尾では〈おわら〉を作詞し、滑川では地元の俳人たちと親しく交わるなど富山県とも関わりが深い。初期には未醒の号で洋画を描いていたが、大正10年頃から中国の故事や逸話を題材として水墨による洒脱な人物画を描きはじめる。本作品の題材は、平安時代の盲目の歌人で琴の名手であった蝉丸の隠遁生活を描いたものであるが、晩年、世俗を離れて新潟県の赤倉に住み、死ぬのを待たれるのは嫌だと芸術院会員を辞退して、気ままに絵を描き歌をよんで生涯を終えた放庵自身の姿を彷彿とさせる。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年、加筆有)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

アルプとは?【 作家名 】

1886年フランスに生まれる。1966年に没する(オランダ、バーゼル)。ワイマール美術学校、パリのアカデミー・ジュリアンに学ぶ。1912年ブラウエ・ライター、翌年シュトゥルムの活動に関わり、16年からはダダの中心的人物として活躍する。1925年にはシュルレアリスムの運動に参加。また1930年にはセルクル・エ・カレ、翌年に「抽象・創造」と、抽象美術の活動にも参加、ダダ抽象美術にまたがる幅広い活動を展開した。絵画の他にも、コラージュ、彩色レリーフ、ちぎり絵のコラージュ(ハピエ・デシレ)、彫刻等を手掛け、更に詩人としても活躍する。1954年ベネチア・ビエンナーレ展で国際彫刻大賞、63年フランス芸術大賞を受賞。1965年ロカルノ名誉市民となる。1958年ニューヨーク近代美術館、62年にポンピドゥ・センターで大回顧展が開催された。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

アルプ

キーワードを含む記事
15件見つかりました。

  ジャン・アルプ

  ヨハネス・イッテン

  植木茂

  ジョセフ・ヴェルネ

  マックス・エルンスト

  オートマティスム

  マルセル・カーン

  芸術のイズム

  昆野恒

  新聞「ル・プティ・ドーフィノワ」

  スタビル

  ダダ

  ダンスの華麗さ

  モビル

  ハンス・リヒター


<前   次>

徳島県立近代美術館2006