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ぎょおうず 漁翁図
おだやかな湖面に笹舟を浮かべ、網を投じる古老と若い船頭。古老はたぶん放庵自身であろう。中央に張り出し画面を二分した樹木の枝が空間の広がりを感じさせ、豊かな自然の中で気ままに生きる人間の姿を洒脱に描いている。墨の濃淡や繊細な墨線からは心地よいリズム感が感じられ、放庵作品の特色がよく表れている。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)
カテゴリー:作品
マネとは?【 作家名 】 司法官の父と外交館の母をもつマネは、父の希望であった法律家になることに反発し、見習い水夫を経て画家を志す。1863年に開催された、サロンに落選した作品の展覧会(落選展)では〈草上の昼食〉が衝撃を呼び、従来の美術館への反抗者の代表として見なされる一方で、若い画家からはリーダーと目されるようになる。見近な題材を明るい色彩と平面的な構成で描き、印象派を生みだした一人と言われる。しかし、マネ自身は印象派展には出品せず、サロンに出品しつづ続けた。 |
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