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ことうえんぼう 古塔遠望
青邨は、大正11、12年に小林古径とともに日本美術院留学生として渡欧し、イタリア、エジプト、フランス、イギリス、オランダ、ベルギー、スペインを訪れている。本作品は、フィレンツェの風景を描いた数少ない貴重な作品である。これまで滞欧中の風景作品としては、第12回院展出品作「伊太利所見」などが知られているが、これらが写実的な作品であるのに対し、本作品は南画調の水墨作品で、霧にかすむフィレンツェの町並みが、異国情緒豊かに描かれている。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)
カテゴリー:作品
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ウィーン工房とは?【 作家名 】 <ウィーン・ゼェッション>の建築家ヨーゼフ・ホフマンが1903年に創設した手工芸家のグループ。建築と工芸の統一を主張したウィリアム・モリスの思想と、1900年のゼツェッション展で紹介されたマッキントッシュのデザインから強い影響をうけ、室内装飾、家具、食器などを制作。直線や長方形や平坦面を重視した点がアール・ヌーヴォーと異なる。代表作はホフマンがブリュッセルに建てたストックレー邸(1905−11)の室内装飾で、食堂のモザイク壁画は、クリムトのデザインによる。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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