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『革命に奉仕するシュルレアリスム』誌 第5号



革命のためのシュルレアリスム 1-6号(2号欠)



家具つきホテル



家具デザインスケッチ 7点



かぐやひめ



掛井五郎



夏景山水図



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影


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ことうえんぼう

古塔遠望

作家名:前田青邨
制作年:1925年頃
技 法:絹本墨画 軸装
青邨は、大正11、12年に小林古径とともに日本美術院留学生として渡欧し、イタリア、エジプト、フランス、イギリス、オランダ、ベルギー、スペインを訪れている。本作品は、フィレンツェの風景を描いた数少ない貴重な作品である。これまで滞欧中の風景作品としては、第12回院展出品作「伊太利所見」などが知られているが、これらが写実的な作品であるのに対し、本作品は南画調の水墨作品で、霧にかすむフィレンツェの町並みが、異国情緒豊かに描かれている。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)


カテゴリー:作品
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前田青邨とは?【 作家名 】

1885年岐阜県に生まれる。本名廉造。1898年(明治31)に上京し、1901年から梶田半古に師事する。1902年第12回日本絵画協会・日本美術院連合絵画共進会に入選して、3等褒状を受賞する。1906年に巽画会に参加、ついで翌年に紅児会に入会し、研鑽をつむ。1908年の国画玉成会展で3等賞首席を、11年の第5回文展では褒状を受ける。1913年(大正2)紅児会が解散したのちは、翌14年の第1回再興日本美術院展に出品し、同人に推挙される。以後、再興院展を主な活動の舞台とする。1922年に日本美術院留学生として小林古径とともに渡欧し、イタリア各地やパリ、ロンドンなどで西洋美術を研究する一方、大英博物館で伝顧?ト之の〈女史箴図巻〉を模写して、東洋の古典美を深く認識した。1935年(昭和10)帝国美術院会員、37年帝国芸術院会員、44年帝室技芸員となる。1947年日本芸術院会員、51年東京芸術大学教授、55年文化功労者となり、同年文化勲章を受章した。(「大正の新しき波 日本画1910−20年代」図録 1991年)

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