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ことうえんぼう 古塔遠望
青邨は、大正11、12年に小林古径とともに日本美術院留学生として渡欧し、イタリア、エジプト、フランス、イギリス、オランダ、ベルギー、スペインを訪れている。本作品は、フィレンツェの風景を描いた数少ない貴重な作品である。これまで滞欧中の風景作品としては、第12回院展出品作「伊太利所見」などが知られているが、これらが写実的な作品であるのに対し、本作品は南画調の水墨作品で、霧にかすむフィレンツェの町並みが、異国情緒豊かに描かれている。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)
カテゴリー:作品
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カンディンスキーとは?【 作家名 】 1866年ロシアに生まれる。1944年没する。モスクワ大学で法律と国民経済学を研究したが、1896年ミュンヘンに移ってシュトゥックについて絵を学び、ユーゲントシュティール、印象主義、ロシア民芸の影響がつよい作品を制作した。1909年「新芸術家協会」を設立。翌年水彩画による最初の抽象画を制作。この頃『芸術における精神的なもの』を執筆。1912年『ブラウエ・ライター(青騎士)』誌を刊行。1914年ロシアに帰り、革命後モスクワ大学教授となる。1921年ドイツに戻り、1922年から33年までバウハウスで教鞭をとった。1933年パリに亡命。作風は、1910年代は激しい色と形による「ドラマティックな時代」、20年代は「コンポジション時代」から「円の時代」へと移行し、晩年は「具体芸術の時代」へと展開した。ミュンヘンのレンバッハ画廊、パリのポンピドゥ・センター、ニューヨークのグッゲンハイム美術館に主なコレクションがある。抽象絵画の創始者として、20世紀美術にかけがえのない足跡を残した。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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