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ハルス



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春日蜿々(白梅)



ハロルドジェニングス



版画集『大鴉』『大鴉』表紙



版画集『大鴉』胸像の上の大鴉−「パラスの像へと降り立った……」



版画集『大鴉』飛翔する大鴉:書票



版画集『大鴉』窓辺にて−「ここに私は鎧戸を開け放った……」



版画集『大鴉』椅子−「床の上に漂いつつ横たわるその影……」



版画集『大鴉』ランプの下で−「嘗て物寂しい真夜中に……」


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 作家(1701)

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ゆうぎょ

遊魚


作家名:入江波光
制作年:1929年
技 法:絹本墨画 軸装
画題から考えて、本作品は中国宋元の藻魚図とつながりをもつものであろう。作風をみても、宋元時代の輪郭線のない没骨描法を取り入れてある。波光にとって、古い絵画の技法を学ぶことは単に技術の習得のためだけではなく、古人の心までも写し取ろうとするものだった。鮒や川海老、めだかの遊ぶ藻の生えた川底を描いた作品は、昭和初期に数点描かれたが、静かでおだやかな情景には和みと優しさが漂っている。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006