ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


〈夕の梨畑〉〈夕の原〉〈夕の景〉



「郵便貯金局25周年」記念文集



郵便物集配車型2人用乳母車



雄風



■芳園







ゆきぞら



雪に埋もれたデプリンクの別荘



雪の白とバラの紅



雪のブール=ラ=レーヌ通り



雪のベッシーヌ・ス・ガンタンプの教会



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のラパン・アジル



雪道の三人の女



雪山



湯気を立てる薬罐をのせたテーブル



ユゼフ・ヴィルコン



湯田玉水


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 作家(1701)

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かえりくるふね

帰り来る舟


作家名:入江波光
制作年:1938年
技 法:紙本墨画 軸装
漁からの帰り、港に近づいたのであろう、岩礁のあいだを通り抜ける2隻の舟は帆を下ろしながらゆっくりと進む。降りかかる雨もおだやかで、仕事を終えた安堵と和みを感じさせる。波光が好んだ風雨の図だが、点描のように打たれた墨の飛沫が雨の情景をより演出している。前景の濡れた岩肌、遠景の稜線や樹木が墨の滲みで表現されているのに対し、舟と舟を操る船頭は細くこまかい線で描かれており、二つの描法が見事に調和した波光50歳の代表作品といえる。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006