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「ライバッハ(リュブリャナ)のために」



ライヒレ



ライ麦おばさん



ライング



ラインスベルク



ラウシェンバーグ



ラウルドゥケイザー



ラヴォ



羅漢 一



楽此幽居図



ラグーザ



羅針盤



ラジオ「グラモン」



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ラスケ



裸体像の習作



ラチャ



ラパン・アジル



ラパン・アジル



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さんけいしゅんじゅう

山景春秋

作家名:小野竹喬
制作年:1924年
技 法:紙本墨画淡彩 軸装(双幅)
欧州帰国後、フレスコ画に習った作品に取り組んだ竹喬だが、日本画材による西洋的写実表現に困難を感じ、次第に東洋画の線による表現へと移行し、線描を主とする淡彩画が多くなる。この双幅はその時期に描かれたものと思われるが、おだやかな山間の季節感を、添景人物と色彩を抑えることでうまく表現している。山肌の表現に東西の表現への葛藤が感じられるが、樹木には西洋絵画に影響を受けた竹喬らしさがうかがえる。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)


カテゴリー:作品
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タルとは?【 作家名 】

ネグリチュードの詩人としても知られた文人大統領サンゴールが打ち出した、新生セネガルの発足に際しての文化振興政策の思想は、アフリカの伝統的な精神をベースにして、西欧近代の物質文明を同化してゆこうというものであった。当時、パリから戻ったばかりのパパ・イブラ・タルは、サンゴールの理想の実現に向けて、ダカールの若い美術家たちを指導し、積極的に助言をあたえるなどした。やがて、これら一群の作家たちをエコール・ド・ダカールと呼び称するようになるのだが、彼らは仮面や神像などの伝統的なモチーフをキュビスムの手法を取り入れて、半抽象の様式で描くことに活路を見いだした。1966年、ダカールで開かれた第一回世界黒人芸術祭で、エコール・ド・ダカールは華々しく登場することになる。パパ・イブラ・タルも、この時にイバ・ンジャエによって企画された〈現代美術−傾向と対峙〉展に出品している。ここではエコール・ド・ダカールの第一世代の美術家たちがどのような顔ぶれであったのか、よく知ることができる。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)

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