ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


花に包まれた女の頭部



花の帯



はなび線香



花見うらゝか



「花嫁の花冠」



花をもつ婦人



花を持てる聖者



葉の装飾模様の中の鳥



母親の叱責[エティエンヌ・オブリーの原画による]



幅広の背負い紐



ハプニング



濱晶雲



濱田観



浜田知明



ハミルトン



林雲谿



林鼓浪



林重義



林倭衛



林司馬


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はるひえんえん はくばい

春日蜿々(白梅)


作家名:郷倉和子
制作年:2001年
技 法:紙本墨画着彩 屏風(六曲半双)
梅は若枝に花をつけるため、枝が整理される。特に白梅は、実を採るために剪定されるのが普通である。ここに描かれた白梅は、太枝細枝が自由に伸び、画面いっぱいに爛漫と花を咲かせている。「下から見上げると雄大な宇宙に身をゆだねるよう」と作者が言うように、おおらかな空間の広がりと梅の生命力を気品のある画風で表現している。再興第86回院展に出品された本作品は、前回の院展に発表された紅梅と対をなすものである。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006