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「ライバッハ(リュブリャナ)のために」



ライヒレ



ライ麦おばさん



ライング



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ラウシェンバーグ



ラウルドゥケイザー



ラヴォ



羅漢 一



楽此幽居図



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裸体像の習作



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ラパン・アジル



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おおばこ

大葉子

作家名:山崎朝雲
制作年:1908年
技 法:木
日本の古代史から発想され、歴史上の人物を刻んだもの。欽明天皇のころの話である。日本と新羅との間に紛争が起こり、日本側は遠征軍を派遣し、副大将調伊儀(つきのいきな)が、妻大葉子を伴って、朝鮮に渡った。副大将調伊儀は運悪く捕まり、殺害された。そこで、この悲しい報せを聞いた妻は、「韓国のきのへに立ちて大葉子は領布ふらすやも大和にむきて」と和歌を歌った。烈夫として名高い、前で手を組んだ大葉子を清列な情感に満ちた姿に造形している。歴史的な人物を数多く制作した朝山の、典型的な作例である。第二回文部省美術展覧会の出品作である。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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高村光雲とは?【 作家名 】

光雲は、明治、大正期を通じて日本の彫刻界の木彫における重鎭である。早くから、仏師高村東雲の弟子となった光雲は明治のはじめに多くの木彫家が牙彫に転じるなかで木彫の伝統を守りつつも、その新しいところを積極的に取り入れることに努めた。写実に徹し、木の性質を知り尽くした見事な技を持ち、山崎朝雲米原雲海平櫛田中など優れた門下生を輩出した。光太郎はその実子である。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)

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