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「3人のシュルレアリスト ルネ・マグリット マン・レイ イヴ・タンギー」展



3本の糸のエッチング



301-B



302-B



303-W



304-B



312-B



321-B



323-B



333-B



6人掛け手押し車



<メタモルフォーズ> 三人の男の頭



「A. コーピッシュ精選詩集」/(『ゲルラッハ・ユーゲントビューヒェライ』第13号)



「A. ハーゼ家(プラハ1、アナホーフ)」記念刊行物



Abeceda



ECHO 1-100



ET 62



ID



Iron Book A. 旋回する熱-右手



Iron Book B. 塩の線


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Iron Book B しおのせん

Iron Book B. 塩の線


作家名:村岡三郎
制作年:1986年
技 法:鉄、塩の河床(中国西域天山山脈塩渓渓谷にて採集)、熱、ラバー
戦後美術において、最も早く溶接彫刻に取り組み、その後も鉄を中心に概念的な彫刻を発表してきた村岡は、一九八六年に中国西域のタクラマカンへ旅立つ。これらは、その旅先で集められた塩や硫黄、スカラベ*などをもちいて、見開きになった鉄のページの上に制作された 。〈アイアン・ブック〉と名づけられ、AからGまで計七点存在する。今回出品されるのはその内の三点。〈B.塩の線〉は、天山山脈の渓谷で採集した塩を左ページに置き、右ページには塩水につけた糸をはじいて、その液をバーナーで固着させる。そして熱いうちにページを閉じ、その線を左ページにも転写した。村岡は、熱、重力、光や音、あるいは酸素や塩など、根本的な物質や現象に格別の関心を寄せる。これらの作品制作にも必ず熱が関わっている。これらの作品の制作過程で、熱と同様に重要な要素はページの開閉である。それは、時には二つのものを一つにし、また一つのものを二つに分ける。二つのページはそれぞれタクラマカンと日本を意味するのだろうか。タクラマカンでの時間と空間は、ページが閉じられることで日本と一体化する。そして、お互いを熱によって転写し合う。ページが開かれる時には、相手方の記憶は自分に、そして自分の痕跡は相手方に、それぞれ刻みつけられている。本の開閉という機能を生かして、異なる時空間の交流、その記憶と痕跡が提示されている。*ラテン語が語源の「甲虫」を意味する言葉で、コガネムシの仲間の甲虫を指す。動物の糞を後ろ脚でころがして見事な球体を作り、地中に埋めてその上に卵を生む。幼虫はその糞をエサにして成長し、地中から出てくる。古代エジプトでは太陽神ケペラの化身として神聖視され、その姿を宝石や陶土で型どりお守りや装身具とする信仰が生まれた。アフリカや地中海、砂漠地方など生息し、日本にはいない。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)


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徳島県立近代美術館2006