ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉1. フィリポ 邊梨保の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉10. タダイ 多駄伊の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉11. ヤコブ 也胡武の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉12. シモン 指聞の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉2. バルトロマイ 波流戸呂舞の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉3. アルバヨの子ヤコブ 或婆夜の子 屋仔舞の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉4. ヨハネ 世跳の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉5. ペテロ 遍天呂の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉6. アンデレ 案出禮の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉7. トマス 登増の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉8. マタイ 馬鯛の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉9. マフテヤ 摩手也の柵



版画集〈11人のポップ・アーチストII〉4. 夢想



版画集〈11人のポップ・アーチストII〉11. タバコ・ローズ



版画集〈壁〉パラシュートのある壁(表紙)



版画集〈壁〉壁と人間 扉



版画集〈壁〉1. 絵解きの壁



版画集〈壁〉2. 鳥のいる壁



版画集〈壁〉3. 壁のなかで動けなくなった人間



版画集〈壁〉4. 壁のあいだを通り抜けている


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Iron Book C ねつのあな

Iron Book C. 熱の穴


作家名:村岡三郎
制作年:1986年
技 法:鉄、スカラベ(中国西域タクラマカン砂漠にて採集)、ボタン、熱、ラバー
戦後美術において、最も早く溶接彫刻に取り組み、その後も鉄を中心に概念的な彫刻を発表してきた村岡は、一九八六年に中国西域のタクラマカンへ旅立つ。これらは、その旅先で集められた塩や硫黄、スカラベなどをもちいて、見開きになった鉄のページの上に制作された 。〈アイアン・ブック〉と名づけられ、AからGまで計七点存在する。今回出品されるのはその内の三点。 〈C.熱の穴〉では、両側に硫黄液を塗ってページを閉じ、熱してそれを定着させる。その後左ページにはミイラになったスカラベ*を、右側には当時着用していたシャツのボタンを入れた後、スカラベを採集した地点の緯度と経度を表す線が両ページに刻み込まれた。村岡は、熱、重力、光や音、あるいは酸素や塩など、根本的な物質や現象に格別の関心を寄せる。これらの作品制作にも必ず熱が関わっている。これらの作品の制作過程で、熱と同様に重要な要素はページの開閉である。それは、時には二つのものを一つにし、また一つのものを二つに分ける。二つのページはそれぞれタクラマカンと日本を意味するのだろうか。タクラマカンでの時間と空間は、ページが閉じられることで日本と一体化する。そして、お互いを熱によって転写し合う。ページが開かれる時には、相手方の記憶は自分に、そして自分の痕跡は相手方に、それぞれ刻みつけられている。本の開閉という機能を生かして、異なる時空間の交流、その記憶と痕跡が提示されている。*ラテン語が語源の「甲虫」を意味する言葉で、コガネムシの仲間の甲虫を指す。動物の糞を後ろ脚でころがして見事な球体を作り、地中に埋めてその上に卵を生む。幼虫はその糞をエサにして成長し、地中から出てくる。古代エジプトでは太陽神ケペラの化身として神聖視され、その姿を宝石や陶土で型どりお守りや装身具とする信仰が生まれた。アフリカや地中海、砂漠地方など生息し、日本にはいない。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)


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徳島県立近代美術館2006