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くすのきまさなりどうぞうとうぶ きがた 楠木正成銅像頭部(木型)
明治23年(1890)、別子銅山の所有者・住友家は開坑200年を記念して、楠木正成の銅像を天皇に献納することとし、東京美術学校に制作を依頼した。光雲が制作主任となり頭部を担当し、他に後藤貞行(馬)、山田鬼斎(甲冑など)、石川光明(甲冑など)が参加した。檜材の原型木彫は明治26年に完成、29年に岡崎雪聲による鋳造が完了、33年7月に現・皇居前広場で除幕式が行われた。檜で彫られた原型は光雲在世中から所在不明となっていたことが『光雲懐古談』に記されている。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)
カテゴリー:作品
ジャスパー・ジョーンズとは?【 作家名 】 1930年アメリカに生まれる。サウスカロライナ州立大学で学んだ後、1949年には兵役で仙台に半年いたこともある。1952年にニューヨークに出た後、54年にラウシェンバーグと出会う。同年、星条旗を描き始め、翌年には標的の、そして数字の作品も描き始める。1958年にレオ・キャステリ画廊で初個展を開き、59年にはデュシャンと出会う。1960年代には缶やほうきなどを画面にはりつけた作品を制作。1970年代には、敷石のイメージや網目模様の作品も描くようになる。1964年にはロンドンのホワイトチャペル画廊で、77年にはホイットニー美術館で回顧展。1986年にはニューヨーク近代美術館で版画の回顧展が行われた。彼の描く星条旗は、旗の絵ではなく旗そのものではないだろうか、という問いは、芸術作品の意味作用そのものに対する問いでもある。抽象表現主義とポップ・アートをつなぐネオ・ダダの重要な1人として、その評価は高い。 |
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