ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈壁〉5. 壁の前のダンス



版画集〈壁〉6. 口ひげを生やした人のいる壁



版画集〈壁〉7. 人間と壁



版画集〈壁〉8. 壁の前で用を足す人たち



版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4


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 作家(1701)

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しょうとくたいしこうようりつぞう

聖徳太子孝養立像


作家名:高村光雲
制作年:1920年
技 法:木
高村光雲は明治44年(1911)に、摂政像と呼ばれている姿の《聖徳太子坐像》を、自分の還暦の記念として國華倶楽部へ寄付している。孝養像は、その姿と共に聖徳太子像の中でも最もよく知られている姿のひとつで、太子16歳、父・用明天皇の病気平癒を祈願している姿を表した像。 頭髪は左右に振り分けて角髪(みずら)に結っている。袍衣の上に袈裟を偏袒右肩(へんだんうけん)に着け、横被(おうひ)は右肩を袒(ぬ)いで、両手で柄香炉を執る姿は、鎌倉時代からあらわれる孝養立像の姿を踏襲している。孝養立像の通例的な姿としては、横被の一端を左手の小指に懸けるが、この像では横被の一端が右手の小指に懸かっている。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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徳島県立近代美術館2006