ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


花に包まれた女の頭部



花の帯



はなび線香



花見うらゝか



「花嫁の花冠」



花をもつ婦人



花を持てる聖者



葉の装飾模様の中の鳥



母親の叱責[エティエンヌ・オブリーの原画による]



幅広の背負い紐



ハプニング



濱晶雲



濱田観



浜田知明



ハミルトン



林雲谿



林鼓浪



林重義



林倭衛



林司馬


<前 (3/34ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


つなひきめん

綱曳面


作家名:高村光雲
制作年:1921年
技 法:木 着色
法隆寺では、毎年、聖徳太子の命日(3月22日)に小会式と呼ばれる法要を行っており、10年毎には、大会式と呼ばれる聖霊会が執り行われる。この《綱曳面》は、その聖霊会の行道に使われるお面。 大正10年(1921)は、聖徳太子の1300年御遠忌にあたり、そのときの法要にあたり、法隆寺が光雲に依頼して、従来伝わった面をモデルに新しく作られたもの。東京美術学校関係の19人の彫刻家に依頼したということで、他には平櫛田中が「蝉払」の面を作ったりしている。このときの聖霊会の様子は、『中央美術』大正10年6月号に掲載された内藤堯寶「聖徳太子の余風を仰ぎて」という記事でもふれられている。最近では、平成13年(2001)が1380年の御遠忌にあたり、そのときの聖霊会でも使用されたという。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


カテゴリー:作品
キーワード検索




けんさくけっか

本文中のリンクをクリックすると、そのキーワードで検索できます。

徳島県立近代美術館2006