ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈壁〉5. 壁の前のダンス



版画集〈壁〉6. 口ひげを生やした人のいる壁



版画集〈壁〉7. 人間と壁



版画集〈壁〉8. 壁の前で用を足す人たち



版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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つなひきめん

綱曳面


作家名:高村光雲
制作年:1921年
技 法:木 着色
法隆寺では、毎年、聖徳太子の命日(3月22日)に小会式と呼ばれる法要を行っており、10年毎には、大会式と呼ばれる聖霊会が執り行われる。この《綱曳面》は、その聖霊会の行道に使われるお面。 大正10年(1921)は、聖徳太子の1300年御遠忌にあたり、そのときの法要にあたり、法隆寺が光雲に依頼して、従来伝わった面をモデルに新しく作られたもの。東京美術学校関係の19人の彫刻家に依頼したということで、他には平櫛田中が「蝉払」の面を作ったりしている。このときの聖霊会の様子は、『中央美術』大正10年6月号に掲載された内藤堯寶「聖徳太子の余風を仰ぎて」という記事でもふれられている。最近では、平成13年(2001)が1380年の御遠忌にあたり、そのときの聖霊会でも使用されたという。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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徳島県立近代美術館2006