ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


石鹸の道d)行為の断片”標的”



石鹸「モンサヴォン」(ジャン・カルリュと共作)



石膏のトルソと花



雪舟坐像



雪中孤鹿、雨中曳牛



雪中芭蕉図



雪後



背中を見せた女



せのひくいおれんじはまんなかあたり



蝉丸



セリュジェ



『セルフポートレート』



セルフポートレート



千秋万歳図



センストレム



「宣誓」に着手した時の3つの手の習作



板を支える両手、3パターンの下向きの手、2つのその他の手の習作



「宣誓」の為の2つの手の習作、前腕を持ち上げている人物の右側部分、4つの足の習作



センターピース



センターピース、あるいは燭台


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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じゅろうまい

壽老舞


作家名:高村光雲
制作年:1924年
技 法:木
七福神の一人で長寿を授けるという寿老人は、巻物を付けた杖と団扇を持つ姿で目にする機会が多いが、ここでは杖を持たずに巻物を直接手にして舞う姿を採っている。通常の図像では踊る姿に表現されることは少なく、神が優雅に舞う目出度さを光雲のユーモアに満ちた創意によって制作している。袖や帯が揺れ、片足を挙げて舞う一瞬の動きを破綻なくまとめており、身近な人物に同じポーズを取らせていたことが想像できる。 本展では、この作品の他に同じモチーフの作品が出品されている。台座、頭巾や沓の意匠、あるいは寿老の表情などにわずかな違いが見られるものの、同じポーズで表現されており、光雲の許にかなりの注文があったものと思われる。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006