ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


ユングニッケル



雲南の背負い紐



ユンヒュンクン



ユーラシア・アート・プロジェクト 朝鮮半島から鳥取へ「韓国編 江原道 北から南へ 海岸線の旅 200km」



夜明け−版画集『時の魔術』第1図



陽咸二



「用意のできた食卓展」の招待状



楊貴妃



幼児用じゃばら椅子



幼年時代のベリー公とプロヴァンス伯の肖像



養父(石村梅蔵)の像



洋服掛け「ハング・イット・オール」



羊毛を梳く女



浴女



横尾忠則



横たわる裸婦



横山大観



横山操



与謝蕪村



吉井淳二


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せいかんのんりつぞう

聖観音立像


作家名:高村光雲
制作年:1924年
技 法:木
高村光雲は、観音像を数多く作っている。息子の高村豊周が「光雲といえば観音像ばかり作っていたように思う人もあるらしい」と語り、また「多くの観音像の制作でも知られる通り非常な観音様の信心家だった」と新聞記事に書かれたくらいであるから、光雲と観音像の関係は、当時から有名だったのだろう。仏像は彩色されているのが通常であり、彩色彫刻では東京藝術大学にある《伎芸天像》を造った竹内久一が有名であるが、光雲の作品でも、善光寺に納めた《三面大黒天立像》や《三宝荒神立像》などは極彩色の像である。また、当時の新聞に掲載された、光雲作の観音像の写真を見ると、白黒の図版ながら極彩色に彩色されていることがわかるものがある。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006