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ショドワンの家



初年兵哀歌(歩哨)



ショーンツァイト



白井雨山



白井晟一



白樺派



白髪一雄



白滝幾之助



「白雪姫と七人の小人」に関する草稿



知られざる傑作



シラー



〈シリー・リリーズ[馬鹿げた百合たち]1995〉



シルクスクリーン



シルクスクリーンNo.82



シルバークロス乳母車



白い教会



白い日



「白地に黒」



「新−観念論」



新印象主義


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たいせいぞう

大聖像


作家名:高村光雲
制作年:1924年
技 法:木
「大聖」とは、徳の最も高い聖人の意味で、ここでは孔子を指している。孔子は、中国・春秋時代の学者・思想家。仁を理想の道徳としたその思想や孔子の性行、弟子との問答などが、没後にまとめられた『論語』は有名で、儒教の祖として仰がれている。 高村光雲は、江戸仏師として修業を積んだが、明治に入ってからは木彫師として一家を成し、息子で鋳金作家の高村豊周によれば「神仏仙人人物鳥獣等々殆ど如何なるものをも自由に作った」という。この作品の類型作品が新潟の敦井美術館に所蔵されており、このような正面性の強い倚像の《大聖像》のほか、坐像の《孔子像》など孔子をモチーフにした小作品は、いくつか制作されている。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006