ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈壁〉5. 壁の前のダンス



版画集〈壁〉6. 口ひげを生やした人のいる壁



版画集〈壁〉7. 人間と壁



版画集〈壁〉8. 壁の前で用を足す人たち



版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4


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たいせいぞう

大聖像


作家名:高村光雲
制作年:1924年
技 法:木
「大聖」とは、徳の最も高い聖人の意味で、ここでは孔子を指している。孔子は、中国・春秋時代の学者・思想家。仁を理想の道徳としたその思想や孔子の性行、弟子との問答などが、没後にまとめられた『論語』は有名で、儒教の祖として仰がれている。 高村光雲は、江戸仏師として修業を積んだが、明治に入ってからは木彫師として一家を成し、息子で鋳金作家の高村豊周によれば「神仏仙人人物鳥獣等々殆ど如何なるものをも自由に作った」という。この作品の類型作品が新潟の敦井美術館に所蔵されており、このような正面性の強い倚像の《大聖像》のほか、坐像の《孔子像》など孔子をモチーフにした小作品は、いくつか制作されている。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006