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げんろくわかしゅすがた 元禄若衆姿
「元禄」とは言うものの、この若衆の姿は明らかに現在「彦根屏風」と呼ばれている寛永期(16世紀前半)に制作された風俗画に典拠を求めることができる。光雲がこの屏風を実見したかどうかは定かではないが、模写や翻案が多く制作されているため、図像を知ることは容易であったと思われる。たとえば光雲の同時代では、1890年の帝室技芸員制度の設置にともない彼と共に任命された(蒔)絵師の柴田是真(1807−91)が翻案作を複数点制作している。ただし、「彦根屏風」あるいは是貞作の屏風などに描かれている若衆の近くに犬は描かれていない。光雲は犬を配することで、この作品の空間を内向きのものに完結させている。彫られた犬は彼が得意とした狆であり、その毛並と若衆の衣装の表現の違い、あるいは大きさの対比などから、観る側の視線(この場合、作品のポイント)は若衆ではなく、むしろ狆におのずと向かうように計算されている。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)
カテゴリー:作品
アルプとは?【 作家名 】 1886年フランスに生まれる。1966年に没する(オランダ、バーゼル)。ワイマール美術学校、パリのアカデミー・ジュリアンに学ぶ。1912年ブラウエ・ライター、翌年シュトゥルムの活動に関わり、16年からはダダの中心的人物として活躍する。1925年にはシュルレアリスムの運動に参加。また1930年にはセルクル・エ・カレ、翌年に「抽象・創造」と、抽象美術の活動にも参加、ダダと抽象美術にまたがる幅広い活動を展開した。絵画の他にも、コラージュ、彩色レリーフ、ちぎり絵のコラージュ(ハピエ・デシレ)、彫刻等を手掛け、更に詩人としても活躍する。1954年ベネチア・ビエンナーレ展で国際彫刻大賞、63年フランス芸術大賞を受賞。1965年ロカルノ名誉市民となる。1958年ニューヨーク近代美術館、62年にポンピドゥ・センターで大回顧展が開催された。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年) |
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