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ショドワンの家



初年兵哀歌(歩哨)



ショーンツァイト



白井雨山



白井晟一



白樺派



白髪一雄



白滝幾之助



「白雪姫と七人の小人」に関する草稿



知られざる傑作



シラー



〈シリー・リリーズ[馬鹿げた百合たち]1995〉



シルクスクリーン



シルクスクリーンNo.82



シルバークロス乳母車



白い教会



白い日



「白地に黒」



「新−観念論」



新印象主義


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さえきじょういんわじょうぞう

佐伯定胤和上像


作家名:高村光雲
制作年:1930年
技 法:木
佐伯定胤(1867−1952)は、奈良・法隆寺の僧侶。明治36年(1903)同寺住職となり、以後管長を3度つとめ、のちに長老にもなった。佐伯定胤は、昭和25年(1950)法隆寺を法相宗から分離して聖徳宗を開いた他、帝国学士院会員にも選ばれるなど、法隆寺復興に尽力した学僧として知られていた。同寺では毎年5月から8月にかけて行われる夏安居の際に本像を礼拝している。光雲の《佐伯定胤和上像》は、柄香炉と数珠を手に、左膝を立てて座した姿に表される。高村豊周によると、《大倉鶴彦翁夫妻肖像》と同様に、頭部は高村光太郎が「下職」として原型を制作したという。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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徳島県立近代美術館2006