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さえきじょういんわじょうぞう

佐伯定胤和上像

作家名:高村光雲
制作年:1930年
技 法:木
佐伯定胤(1867−1952)は、奈良・法隆寺の僧侶。明治36年(1903)同寺住職となり、以後管長を3度つとめ、のちに長老にもなった。佐伯定胤は、昭和25年(1950)法隆寺を法相宗から分離して聖徳宗を開いた他、帝国学士院会員にも選ばれるなど、法隆寺復興に尽力した学僧として知られていた。同寺では毎年5月から8月にかけて行われる夏安居の際に本像を礼拝している。光雲の《佐伯定胤和上像》は、柄香炉と数珠を手に、左膝を立てて座した姿に表される。高村豊周によると、《大倉鶴彦翁夫妻肖像》と同様に、頭部は高村光太郎が「下職」として原型を制作したという。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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高村光雲とは?【 作家名 】

光雲は、明治、大正期を通じて日本の彫刻界の木彫における重鎭である。早くから、仏師高村東雲の弟子となった光雲は明治のはじめに多くの木彫家が牙彫に転じるなかで木彫の伝統を守りつつも、その新しいところを積極的に取り入れることに努めた。写実に徹し、木の性質を知り尽くした見事な技を持ち、山崎朝雲米原雲海平櫛田中など優れた門下生を輩出した。光太郎はその実子である。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)

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徳島県立近代美術館2006