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水物語II



道北英治



ミッチェル



三岡明



満谷国四郎



緑川洋一



緑と茶の人



緑の風



緑のカヌー



港の風景



港の船



南薫造



みなみの風の日(風紋)



源頼義像



ミニ



ミニマル・アート



ミニャール







ミミ・パンソンの家、モン=スニ通り



三宅克己


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 作家(1701)

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ふうじゅにきじず らんま

楓樹に雉子図(欄間)


作家名:高村光雲
制作年:不詳
技 法:木
高村光雲は仏師の出身であるが、山車の彫り物や御輿まで幅広く制作を行っている。建築装飾の一種である欄間についても、この作品の他、東京藝術大学の正木記念館や青森県五所川原市にあった布嘉邸などの作例が知られる。 この作品は、朴の素地に、楓の木とそこに憩う小鳥を題材に彫り上げたものだが、表と裏のそれぞれの面で浮き彫りにして図柄を合わせたものではなく、ほとんど丸彫りで、部屋の鴨居の上に木の枝があり、そこに鳥がとまっているように作られている。敦賀の実業家・大和田荘七の依頼によって作られたもので、光雲から荘七に宛てた、寸法の変更についての問い合わせの手紙が併せて残されている。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006