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放蕩息子−遠い国々にて


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ほうらいさん

蓬莱山

作家名:吉田芳明
制作年:1922年
技 法:木
蓬莱山とは、中国においてめでたい動物である亀の上に松樹が乗る理想の山であり、古来神仙のいる場所と考えられてきた。飾り物としてわが国でも神仙思想をめでたいものと考えて絵画や彫刻に作られて来た。いくつかの類作があるが、単なる吉祥の置物細工を脱しているところが特徴である。俊明の娘婿である芳明は、《鬼》を彫っては第一を謳われた天才肌の木彫家である。近くに住んだ村松梢風に「江戸の伝統の最後の作家」といわれた。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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シュプレマティズムとは?【 美術用語 】

絶対主義と訳される。ロシアの芸術家マレーヴィッチが、ソビエト革命前後に提唱した抽象絵画の方法と哲学のこと。1915年にモスクワで刊行された「キュビスムからシュプレマティズムへ」が最初の宣言だが、バウハウス叢書の「非対象の世界」が理念の集大成であると言われている。絵画の再現性を否定し、純粋な感性を絶対のものとする非対象絵画を目指した。シュプレマティズム抽象表現は、矩形・円・十字・三角形などの幾何学的要素から独自に画面を構築するタイプの抽象に分類され、自然の外観の分折や破壊によって形態を単純化し抽象的画面をつくり出す方向や、人間の情動を不定形な形態に込めるといったタイプの抽象画とは区別される。ロシアの前衛的美術のみならず、ヨーロッパの構成主義に与えた影響は大きい。

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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006