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リュクサンブール公園



リュス



リュック



リュート奏者



良寛



料治朝鳴



リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには/・・・



リンディッヒ



リンドナー



「輪舞」−歌曲の夕べのためのプログラム冊子



リートフェルト



ル・マンシュ・ダン・ラ・マンシュ または 打ち手なき槌



ルイス



ルイズ・ニーヴェルソンの肖像



ルイ・パスカルの後ろ姿



ルイ15世様式の子供用肘掛け椅子



ルオー



「ルキアノスの遊女(ヘタイラ)の対話」



ルクレツィア



ルックス


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せいしょう

清宵


作家名:米原雲海
制作年:1907年
技 法:木
明治40年(1907)の東京府主催東京勧業博覧会で1等賞を受賞後、同43年(1910)にロンドンで開催の日英博覧会に出品され、金賞となった作品。長年イギリスにあったが、近年日本に里帰りを果たした。《清宵》と題されているが、11歳の菅原道真が月夜の梅を詠じた「阿呼詠詩」の姿を表していると考えられる。雲海は、山崎朝雲とともに、光雲門弟を代表する木彫家。西洋彫刻の制作法を取り入れるなど進取の気風が強かった。明治40年代には中国・日本の古典に題材を求めた木彫を制作したが、この《清宵》もそうした時期の作品。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006