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あららっとのふねあるいはそらのみつ アララットの船あるいは空の蜜
大岡信著。大岡信著『砂の嘴・まわる液体』(未発表)が収められている。前面と上下左右にガラスの入った箱。その中には詩人大岡信の未発表詩集と、様々なオブジェが収められている。詩が生み出す世界を収める容器。それを加納光於はガラスと木で構成した。ガラスは詩の皮膚、そして内部の様々なオブジェは詩の肉体、臓器である。人はそれを覗くことはできる。しかし、それを取り出すことはできない。人間の内臓を出し入れすることができないように、それは開けられてはならない。人間が一人一人異なるように、その内部構造は一つずつ異なっている。それは、限定三十五部、非売品をいれて計四十体存在する。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)
カテゴリー:作品
ブーダンとは?【 作家名 】 1824年フランスに生まれる。1898年没する。独学で絵を学ぶ。故郷のル・アーヴルを拠点に、ノルマンディー地方やブルターニュ地方などの大西洋沿岸の海景画を好んで描いた。アトリエの人工照明による制作を嫌って、屋外で制作しようとした外光派の一人であり、1858年知り合った若きモネに、屋外での制作を手ほどきする。印象主義に先駆けた活動で知られており、1874年第一回印象派展にも出品した。 |
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