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林武



林正明



速水御舟



速水史朗



原勝郎



原菊太郎



原健



原丹橋



原鵬雲







ハルス



ハルトフ



春日蜿々(白梅)



ハロルドジェニングス



版画集『大鴉』『大鴉』表紙



版画集『大鴉』胸像の上の大鴉−「パラスの像へと降り立った……」



版画集『大鴉』飛翔する大鴉:書票



版画集『大鴉』窓辺にて−「ここに私は鎧戸を開け放った……」



版画集『大鴉』椅子−「床の上に漂いつつ横たわるその影……」



版画集『大鴉』ランプの下で−「嘗て物寂しい真夜中に……」


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さけび

叫び


作家名:ジョー・ドラオー
制作年:1956年
技 法:油彩 キャンバス
ジョー・ドラオーは戦後のベルギーの幾何学的抽象絵画の先駆者であり、戦後の主な抽象芸術の運動のほとんどに中心的な役割を果たしてきた作家である。彼が創作活動を始めたのは戦前であるが、はっきりと自分の方向性を定めたのは1940年代の後半から50年代にかけてである。ピカソの影響を受けたポストキュビオスム的な絵画から出発した彼は、フェルナン・レジェやヴィクトル・ヴァザルリにヒントを得て幾何学的な抽象へとたどり着く。そして晩年に至るまで色々な可能性を試み、常に第一線で活躍を続けた。その創作の原理は即興性を廃し、論理性を重んじることにある。それゆえ作品はモニュメンタルな性格を帯びており、しばしば古典的であるとさえ評される。(「ベルギー現代美術展」図録 1994年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006