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ひがし-きた 東−北
キャンバスに絵を描くという行為そのものを愛し、それを追究することがラウル・ドゥケイザーの基本的な芸術に対する姿勢である。それゆえに彼はあらゆる意味において画家であると言われている。ドゥケイザーの作品には物語性もなく、解釈の入り込む余地もない。ただ造形的な感覚に訴えかける作品である。しかし、一見抽象的で無対象に見えるその作品は、実はそのほとんどは具体的な事物から出発しているのである。彼はまた、描くという過程をその作品の中に見せる。作品をストックしておいて後年になってから見直し、手を入れることもよくある。まるで作品を完成したとみなすことを恐れているようにさえ見える。「絵を描く」ということは彼にとってはひとつの哲学上の問題となっているのである。(「ベルギー現代美術展」図録 1994年)
カテゴリー:作品
リゴーとは?【 作家名 】 当時、画界の第一人者であったル・ブランのすすめでブルジョワ階級から徐々に上流階級の肖像画を描くようになり、ルイ14世の治世末期から、摂政時代、ルイ15世時代を通じて宮廷画家として活躍した。その特色はレンブラントに影響を受けた、心理描写に優れた写実的な表現と、堂々と人物を位置づけ身のこなしや仕草によって地位や身分を表現するところにあった。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年) |
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