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( ぽーとれーと) (ポートレート)
大学では美術史を専攻するが、卒業後美術作品の制作を開始する。文学書の紙面を切り取り、文字部分を絵の具で塗り潰したり、その余白に自筆で言葉を書き加える行為により、言葉と造形の模索がすでに行われている。「Serre(温室)」と題したシリーズでは、植物を思わせる具象的な絵画を描いたが、やがて近世絵画の複製画を作品の中で使用するようになり、近年では自分で撮影した写真を多く用いている。これらは通常、スタンプ文字や物質感を強く打ち出した平面作品と併置して展示される。また、展覧会場に板ガラスを張って壁面を透過させ、同時に会場空間を写し込むような試みも行っている。ロイテンの作品は、このように非常に複雑で多様な流れを示すが、そこには表象の裏側に隠された記憶を呼び起こすための造形的創意が、常に巧妙に施されているように思える。(「ベルギー現代美術展」図録 1994年)
カテゴリー:作品
グワッシュとは?【 美術用語 】 不透明な水彩絵具、またはこれを用いた技法、絵画。現代のグワッシュ絵具は、水溶性のアラビアゴムを媒材として顔料と混ぜたものだが、古代エジプトなどでは、顔料をトラガカント・ガムか蜂蜜で練り合わせてつくり出していた。いずれの媒材でも不透明な効果を与えるための増量材を含んでおり、地塗りの色彩を覆うことができる。透明水彩の場合には、ハイライトや明るい色は、紙の白地を利用してつくるが、グワッシュでは白色絵具を混ぜてつくる。またそのため、白色の地塗りによる透明感に欠けるが、乾くとぬれた時よりも明るい色調となり、艶のないしっとりした効果を生む。西洋中世には、彩飾写本によく使われ、16世紀〜18世紀の細密画では、透明水彩とグワッシュを併用して使った。デューラーの水彩による風景画や花や動物の習作もほとんどグワッシュによって描かれている。18世紀のフランス,スイス,イタリアの水彩画家たちは、パステル調の発色をもつ表現を開発。20世紀に入ると、ポスターやイラストレーションなど幅広い分野で用いられている。 |
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