作家名:
ティントレット
制作年:1540年代
技 法:油彩 キャンバス
ティントレットは、イタリアの画家。本名は、ヤコポ・ロブスティ。ヴェネツィアに生まれ、同地で活躍し没した。父親が染物屋(ティントーレ)だったことから、染物屋の子(
ティントレット)と通称で呼ばれるようになった。ティツィアーノや
ボルドーネに学んだと言われている。彼の画風は、人物を劇的に配置した構図と人工的な光の効果に特徴がある。この作品でも、ゴルゴダの丘へ連行され十字架に架けられようとするキ
リストの姿が、劇的に表されている。