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おうじょとみゅりす 王女トミュリス
ペッレグリーニは、イタリア、ヴェネツィアの画家。ロココ風の優雅な画風で知られている。ヨーロッパ各地で活躍し、ヴェネツィア様式を広める役割をはたした。古代中央アジア遊牧民の王女トミュリスは、ペルシャ王キュロスの罠にかかり自殺した息子の復讐をはたす。激しい戦闘の末、ペルシャ軍を破り、キュロスも戦死するが彼女は満足せず、首を切り離し、血で満たした皮袋にひたしたと言う。罪に対する勝利の象徴として法廷を飾る画題にもなった物語である。
カテゴリー:作品
スーパーリアリズムとは?【 美術用語 】 ハイパーリアリズムとも言う。「リアリズム以上のリアリズム」の意味で、第二次大戦後の美術の傾向のひとつ。1960年代から70年代にかけて欧米、特にアメリカを中心に現われた動向で、抽象表現主義の対極的反動として現われたもの。ポップ・アートや、人体を写実的に描くフィリップ・パールスタインのニューリアリズムなどの影響がうかがわれる。実物とみまがうばかりの完全な再現から、細部のクローズアップによる細密描写や、機械的複製の応用などさまざまな手法があるが、基本的には、写真を利用し、人物、都市のシーンなどを主観をまじえずに克明に描写したり、本物そっくりの人間像を作ったり、物体の質感、光沢を再現しようとしたりする。これらは、またシャープ・フォーカス・リアリズム、フォト・リアリズム、フォト・アートなどとも呼ばれる。一面においては、現代のコピー文化を反映するものともいえるが、その目指す方向は作家によって大きな幅がある。代表的作家としてはチャック・クロース、リチャード・エステス、ドゥエン・ハンソンなどがあげられる。 |
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