ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


刈入れ時



カリカチュア



カリグラフィ



カルヴァッハ



カルナラトネ



かるめん



カルメン(1)



枯木鷺



枯野小景



枯葉(秋)



カロ



川合玉堂



河合新蔵



河井清一



河上左京



川上冬崖



渇きとスピード



川口軌外



河口楽土



川崎小虎


<前 (37/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


あらべーら・ぼるとんのしょうぞう

アラベーラ・ボルトンの肖像

作家名:トマス・ゲインズバラ
制作年:不詳
技 法:油彩 キャンバス
ゲインズバラは、フランドルの画家。早熟な才能は、若い頃から人々を驚かせるものがあった。17歳で親方として独立し、20歳を過ぎた頃には、宮廷画家としてイギリスに招かれた。その後、イタリアで表現を洗練させ、故郷で肖像画家として一世を風靡した。1632年以降、イギリスのチャールズ一世の宮廷画家として活躍し、騎士の称号を受ける。この作品は、彼の最晩年の秀作で、モデルは25歳頃のスタッフォード男爵。流麗でやさしい筆致で、青年貴族を描きだしている。


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

印象派とは?【 美術用語 】

19世紀後半のフランスに起きた最も重要な絵画運動で、その影響は欧米をはじめ日本にまで及ぶ。1874年春にモネピサロシスレードガルノワールセザンヌ等を中心とする画家が官展のサロンに対抗して団体展を開いた際、新聞記者ルロワがモネの「印象−日の出」をもじって彼らを印象派と呼んだ。印象派という名称はこのことに由来し印象主義という用語もそこから派生した。印象主義写実主義を受継いで特に外光派の戸外制作を重んじ、かつマネに啓発されて明るい色彩を用いて外界の事物を光をあび、空気で包まれた印象として表現した。光の変化に応ずる色調の変化や空気のゆれ動きを効果的に描くために、固有色を否定し、筆触を小さく分割し、色調を原色に還元したことが技法上の特徴とされる。印象主義は必ずしも体系化された理論をともなわず、組織的にはゆるやかな結びつきにとどまったため、1880年代以降各画家の個性の進展と円熟にしたがい、またスーラやゴーガンなど新世代の登場ともあいまって多様化の様相を深めた。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

印象派

キーワードを含む記事
71件見つかりました。

  子供と伯母

  赤い服のセザンヌ婦人

  アンデパンダン展

  石川真五郎

  印象主義

  美しい自転車乗り

  エコール・ド・パリ

  エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー

  岡本信治郎

  海景−「聖クレア」シリーズより

  鏡の前の装い

  外光派

  曲馬乗り−『エスタンプ・モデルヌ』誌より

  シャルル・ギュー

  アルマン・ギョーマン

  アンリ=エドモン・クロス

  クロード・ルノワール(ココ)

  後期印象派

  子供の世話

  ロヴィス・コリント


<前   次>

徳島県立近代美術館2006