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はなをもつふじん 花をもつ婦人
グベールは、18世紀初頭のフランスの肖像画家。アカデミーでも活躍した。17世紀の威厳ある堂々とした肖像画の名残で、この作品の表現には固さが残るが、18世紀という時代の風潮を反映して、ナティエやドルーエ、フラゴナールらロココ美術の軽妙で華麗なものへつながる要素を感じさせる。
カテゴリー:作品
ドローイングとは?【 美術用語 】 ドローイングは製図、図面などの意味ももつが、美術用語としては一般に「線画」と訳される。これは線だけで描く絵(ライン・ドローイング)を指すものである。つまり、単色の鉛筆やペン、木炭などで線を引くという行為に重きをおいて描かれた絵を指す。これに対して、絵の具を塗ることに重きをおいた絵をペインティング(painting)という。ドローイングは、しばしば素描やデッサンと同じ意味で用いられることがあるが、これはいずれの画面も単色的であるという点、線的であるという点が、その特徴であるということによる。また、水彩画をウォーター・カラー・ドローイング(water−color−drawing)といって、「ドローイング」として扱う際には、ペインティングは油彩によるものを指すこともある。 |
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