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いわにつながれたあんじぇりか 岩につながれたアンジェリカ
アングルは、19世紀のフランスに起こった古代への回帰の風潮に対応する新古典主義を代表する画家。アカデミズムの枠を逸脱することなく、伝統的な主題を取り上げ、正確な線による理知的な画面を制作した。この作品は、イタリアの詩人アリオストの叙事詩「怒れるオルランド」のなかで、「涙の島」につながれたアンジェリカを、英雄ロジェが半分は馬、半分はワシのヒッポグリフという生き物に乗って救いに来る場面が描かれている。同一の主題で複数の作品があり、サンパウロ美術館蔵のものには、ロジェは描かれていない。官能的な裸体の曲線や膨らんだのどなどに、アングル自身の美意識が表れている。
カテゴリー:作品
クレーとは?【 作家名 】 1879年スイスに生まれる。1940年没する。ドイツ、ミュンヘンの美術アカデミーに学び、当時の前衛的なグループ「青騎士」に参加、カンディンスキー等と交流する。初期は神経質でありながらダイナミックな線描で知られ、後に豊かな色彩を用いた作風へと変遷した。キュビスムやシュルレアリスム、抽象などの様々な要素を消化し、線と色彩の効果が十分に発揮された高い精神性を持つ独自の画風を確立。ドイツの近代デザインの学校であるバウハウスで教鞭を執り、理論家として多くの作家に影響を与えるなど、今世紀の巨匠の一人に数えられる。スイスのベルンにクレー財団が設立されている。 |
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