ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


体育教室



タイガー V



太閤名将図



大聖像



大西洋横断



退廃芸術



大木



タイポグラフィ



Time to Fly



太陽と月を収めて



タイルの壁にもたれる東洋の女



対話



高井貞二



高岡何有



高尾晩秋図



鷹狩図



鷹狩図



高木勇



高木聖鶴



高久靄?


<前 (1/21ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


よくじょ

浴女

作家名:エドゥワール・マネ
制作年:1874年頃
技 法:油彩 キャンバス
マネは、はじめ法律家を目指してパリに出るが、ルーヴル美術館に通い画家を志し、サロンにも入選する。しかし、1855年のパリ万博に出品した13点の内<オルナンの埋葬>と<アトリエ>が出品拒否されたため、会場近くで個展を開きアカデミズムに対抗する姿勢を表明した。理想を描くのではなく日常的な現実を主題に描こうという「写実主義」を提唱し論議を呼ぶ。この作品はそのような言動で注目される前に、彼の三人の妹の内、一番年上のゼリーを描いたものである。妹たちはよくモデルとなっていた。ゼリーは病気がちだがしっかりものでやさしかったと言われている。


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ブラックモンとは?【 作家名 】

パリに生まれたブラックモンは、日本美術の影響を受けた最初の西欧の芸術家と考えられている。鳥と花が描かれた版画の劇的な構図の効果や、ルソーの食器セット(1866年)のデザインに、ジャポニスムの影響が現れており、おおむね北斎の絵本類から着想を得たものである。ジャングラール協会という日本美術の研究を唱道する芸術家、批評家の集団の創立メンバーとして1860年代半ば頃、毎月会合を開き、フィリップ・ビュルティ、ザカリ・アストリュック、アンリ・ファンタン=ラトゥール、ジュール・ジャックマール、M・L・ソロン、アルフォンス・イルシュらと日本美術について語りあった。1874年に日本の多色刷木版画を真似た最初の多色刷エッチングを制作した。多くの画家や版画家との交友を通して日本美術の喧に努め、テオドール・ルソー、オーギュスト・ルペール、アルベール・ベナールら多くの画家にエッチングを教えた。1889年、アンリ・ゲラールやフィリップ・ビュルティと共に画家=版画家協会年次展覧会創立に貢献した。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ブラックモン

キーワードを含む記事
12件見つかりました。

  ジュール=オーギュスト・アベール=ディス

  雄鶏

  アンリ=シャルル・ゲラール

  皿のデザイン(鴨)

  ジャポニスム

  ジュール・ヴィエイヤール工房

  扇面画

  アンリ・ソム(フランソワ・クレマン・ソミエ)

  パリジェン食器セットのための皿のデザイン

  フェリックス・ブラックモン

  ジェイムズ・アポット・マクニール・ホイッスラー

  ジャン=フランソワ・ミレー


<前   次>

徳島県立近代美術館2006