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びべすこひ ビベスコ妃
ヴュイヤールは、ナビ派の一人。家庭的な室内やパリのモンマルトル界隈などの親しみやすい情景をよく描いた。この作品では、ビベスコ妃(ルーマニア出身の女流作家マルト・ラホヴァリー)が部屋でくつろいでいるところが描かれている。人物自体も部屋の調度品と同様に、作品の構成要素の一つとして描かれており、装飾的な要素を持つ繊細な感性が表れた作品となっている。
カテゴリー:作品
ベルガーとは?【 作家名 】 1892年ウィーンに生まれる。1911年よりウィーン工芸学校在学。O.シュトルナートとJ.ホフマンに師事。ウィーン工房のためにテキスタイル、銀器をデザインした。同じく工房に参加していた、O.レンゲッテが1917年に編集したモード雑誌『婦人世界』のグラフィックに協力。ビミニ社のためのガラス器をデザインした。ウィーン市の建築計画に従事1920−36年、30本以上の映画のセットの仕事をし、代表的なものに1920年の「王子と乞食」、1923年の「デア・ユンゲ・メダルドウス」、1927年の「カフェ・エレクトリック」などがある。1936年からモスクワに移り、1981年同地で歿。(「ホフマンとウィーン工房展」図録 1996年) |
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