ぐるぐるアートワード
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山麓で羊といる少女



サン=ロック教会



サーレ



サー・ウィリアム・マクスウェル将軍の肖像



The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン


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けがわのこーとをきたおとこのしょうぞう

毛皮のコートを着た男の肖像

作家名:パリス・ボルドーネ
制作年:1530-1535年頃
技 法:油彩 キャンバス
ボルドーネは、イタリアの画家。故郷トレヴィーゾを離れ、ヴェネツィアで活躍した。ティツィアーノのもとで学んだと言われ、在世中は師に匹敵するほどの名声を得ていた。彼が18歳にして絵の注文を受けたときには、師のティツィアーノも妬んだと言われている。自分の作品に署名をすることが少なかったため、他の画家の作品と間違われることも多い。事実この作品は、20年ほど前までは、ティツィアーノの手になるものと信じられていた。


カテゴリー:作品
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パリス・ボルドーネとは?【 作家名 】

7才で父親を亡くした少年パリスは、故郷を離れ母親とともに水の都ベネチアに行き、長じて世界的大画家となった。ベネチアでは、ティツィアーノのアトリエで絵を学んだが、師匠の不熱心な教育に満足しなかった。ボルドーネが18才にして絵の注文を受けた時には、ティツィアーノも妬んだという。ある時期を境に師から離れていき、その後の名声はイタリア国内に止まらず、フランスやドイツにも及び、注文も相次いだ。ボルドーネは自分の作品に署名することが少なかった為、他の画家の作品と間違われることも多い。事実「毛皮のコートを着た男の肖像」(1530−1535頃)は20年程前までは、皮肉にも、彼が不満を感じていた師匠ティツィアーノの手になるものと信じられてきたのである。(「奇跡のコレクション サンパウロ美術館名品展」図録 1995年)

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パリス・ボルドーネ

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