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もんまるとる、さくれ・くーるじいん

モンマルトル、サクレ・クール寺院

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1934年
技 法:油彩 キャンバス
ユトリロは、画家シュザンヌ・ヴァラドンを母とし、パリに生まれる。幼い頃から飲酒癖があり、その治療のため絵をはじめる。結局アルコール中毒は直らなかったが、ほとんど独学で絵を身につけ、パリの街角を、哀愁に満ちた調子で描き、人気の画家となる。この作品は「白の時代」を経て色彩が目立ちはじめた「色彩の時代」の作品。モンマルトルの丘に立つサクレ・クール寺院を望む風景が静かな詩情をたたえて描かれている。


カテゴリー:作品
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モーリス・ユトリロとは?【 作家名 】

1883年、フランス、パリに生まれる。母はモデルで画家のシュザンヌ・ヴァラドン。父は不明。10歳ごろより飲酒を覚え、17歳で最初のアルコール中毒による入院。医師の助言と母の説得で、治療のため絵を描くようになる。ほとんど独学で絵を学び、印象派的な時期を経過して、1908年ごろ、白を基調とする「白の時代」に到達する。1909年サロン・ドトンヌに出品。1913年最初の個展を開催、評判となる。1915年ごろから鮮やかな色彩が現れ始める。1919年ルプートル画廊の個展が大成功を収める。一方、アルコール中毒は治らず、何度となく入退院をくりかえす。1928年レジオン・ドヌール勲章を受章する。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)

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