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もんまるとる、さくれ・くーるじいん モンマルトル、サクレ・クール寺院
ユトリロは、画家シュザンヌ・ヴァラドンを母とし、パリに生まれる。幼い頃から飲酒癖があり、その治療のため絵をはじめる。結局アルコール中毒は直らなかったが、ほとんど独学で絵を身につけ、パリの街角を、哀愁に満ちた調子で描き、人気の画家となる。この作品は「白の時代」を経て色彩が目立ちはじめた「色彩の時代」の作品。モンマルトルの丘に立つサクレ・クール寺院を望む風景が静かな詩情をたたえて描かれている。
カテゴリー:作品
ドランとは?【 作家名 】 フランス、シャトゥーに生まれる。アカデミー・カリエールやアカデミー・ジュリアンで学ぶ。マティスとは旧知の間柄。1900年ヴラマンクと知り合い共同のアトリエで制作する。1905年夏のマティスとの共同製作を経て、その秋、フォーヴィスムの名称がおこったさとれるサロン・ドトンヌに出品する。1907年ピカソ、ブラックらとの交流を通じて、キュビスムや黒人彫刻の影響を受ける。その後セザンヌの作風に近づくが、1911年以降はルネサンスの影響を受ける。また、1920年ごろからは、ドラクロワのロマン主義とコロー、クールベらの写実主義を折衷した、新古典主義風の独自の作風を確立する。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年) |
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