ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


手のある人質I



テュルパン・ド・クリセ伯爵夫人の肖像



寺井壽一



寺内萬治郎



テラコッタ



寺本郷史



テルトル広場



テルトル広場







転位 ’86−地− III



天使



天使の器 II



点描主義



テンペラ



天文台の時刻に−恋人たち



テーブルと椅子のセット「アンナ」



デキリコ



デクーニング



デ・スティル



デア・シュトゥルム


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ぶらいす・きゃにおんのへんよう

ブライス・キャニオンの変容


作家名:マックス・エルンスト
制作年:1946年
技 法:油彩 キャンバス
エルンストは、ドイツに生まれ、1919年にケルンでダダの運動に参加する。まもなくパリへ移りシュルレアリスムに参加、第二次世界大戦中は、ナチスに追われアメリカへ亡命、アメリカにシュルレアリスムを移植するのに大きな働きをし、戦後のアメリカ美術にも影響を与えた。この作品は、アメリカ時代にアリゾナの砂漠を描いたもの。砂漠の荒涼とした風景との出会いは、彼の戦後の作風変化にも一役買ったと言われる。絵の具のついた画面同士をこすりつけたりするデカルコマニーなどを用いて得られる偶然の形を生かした、シュルレアリスム絵画の一つである。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006