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きこり 木こり
ホドラーは、スイスの画家。社会の現実を写実的に描くところから出発し、同じモチーフやかたち、色彩が反復される装飾的な作品を描くようになる。神や愛、生死などを象徴する作風は、後に起こった、内面を表出する表現主義の先駆けとなった。この作品は1907年にスイス銀行に依頼された紙幣のデザインの基となったもので、力強いポーズの労働者が明快な構成で描かれている。
カテゴリー:作品
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表現主義とは?【 美術用語 】 20世紀の初頭にドイツでおこった芸術運動。印象主義への反動と考えられる。つまり作品は自然が人間に入ってくる印象(impression)ではなく、人間の精神的なものの外への表現(expression)である、という考え方に立っている。1905年にドレスデンで「ブリュッケ(橋)」というグループが結成された。キルヒナー、シュミット=ロットルフなどの他、ノルデも短期間参加した。原色を多用した激しい色の対比や、線そのものの表現力を生かしたその画面は、抑制に反抗する。創造への衝動をあらわしている。1911年にはキュビズムをとり入れた表現主義的な活動をしたグループ「ブラウエ・ライター(青騎士)」が結成された。短期間の活動ではあったが、マルク,カンディンスキー,クレーらを輩出した。そして第一次世界大戦後は、これらの画家たちはそれぞれ独自の活動を展開していく。なお、フランスにおける表現主義的な活動は、フォーヴィズムと呼ばれ、日本の近代絵画にも影響を与えた。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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