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きこり 木こり
ホドラーは、スイスの画家。社会の現実を写実的に描くところから出発し、同じモチーフやかたち、色彩が反復される装飾的な作品を描くようになる。神や愛、生死などを象徴する作風は、後に起こった、内面を表出する表現主義の先駆けとなった。この作品は1907年にスイス銀行に依頼された紙幣のデザインの基となったもので、力強いポーズの労働者が明快な構成で描かれている。
カテゴリー:作品
朦朧体とは?【 美術用語 】 明治時代後半期の没線彩画の手法を用いた日本画の画風。横山大観、菱田春草らが、岡倉天心の指導と、洋画の外光派に刺激されて、伝統的な線描を用いずに彩描を絵具をつけない空刷毛を用いてぼかすことによって、空気や光線などを表わそうとした、日本画の新しい表現の試みであった。当時の評判は悪く、批評家からは悪意と嘲罵をもって、縹緲体(ひょうびょうたい=ひろびろとして限りなく、かすかにほんのりとしか見えない様)、朦朧体(もうろうたい=描かれたものの輪郭がはっきりわからず、物事のはっきりしないもの)と評された。しかし、浪漫主義(ロマン主義)的風潮を背景に西洋絵画の造形と正面から取り組み、近代日本画に革新をもたらした点においてその影響は大きかった。 |
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