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ふぇるなんど7せいのしょうぞう

フェルナンド7世の肖像

作家名:フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス
制作年:不詳
技 法:油彩 キャンバス
ゴヤは、スペインの画家。スペイン北部のサラゴーサ地方に生まれる。イタリアで学ぶ。タピスリー(綴織壁掛)の原画制作に携わった後、宮廷画家となる。病による聴力の喪失、フランス革命の波及によるスペインの政治的、思想的混乱を体験することで、人間と社会に対する洞察と批判精神に満ちた表現を強めていった。フェルナンド7世は、ゴヤが描いた3番目のスペイン君主。ゴヤは、ナポレオン戦争後、このフェルナンド7世のためにフランスへの亡命を余儀なくされ、異国の地で生涯を終えることになった。


カテゴリー:作品
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タピスリーとは?【 美術用語 】

フランス語でタピスリー、英語でタペストリーと読む綴織壁掛(つづれおりかべかけ)のこと。製織方式は平織(ひらおり)の文様織。ふつう竪機(たてばた、経糸を垂直に張って織る機)を用い、経糸(たていと)に麻糸、緯糸(よこいと)に太い毛の染め糸(また絹や金銀糸なども)を用いる。緯糸を適当な長さに通して絵柄を織り出し、自由に絵画的主題を表現する。すでに古代エジプト時代から知られ、古代ローマやコプト、ペルシアなど東方諸国で制作された。西欧では、13〜14世紀にモニュメンタルな建築装飾として登場し、聖堂や城館の壁面や柱間を飾った。制作地は、フランドルから北フランスにかけてで、アラス、パリ、ブリュッセル、トゥルネ、ヴァランシエンヌ、ドゥエー、リールなどが名高い。代表作には、ニコラ・バターユ作「アンジェの黙示録」や「一角獣をともなった貴婦人」(パリ、クリュニー美術館)などがある。14〜15世紀が全盛時代で、16世紀からは次第に絵画化する。17〜18世紀には、フランス王立ゴブラン製作所が中心となって多くの作品が作られた。

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