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若林奮



脇田和



『私好みのオブジェ』 トリノ



わたしと鳥と音楽と (2)恵比寿まわし



渡瀬政近



渡辺崋山



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我々はここにいる



ワーグマン



ワーグマン



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十一月



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わかいふじんのしょうぞう

若い婦人の肖像

作家名:ニコラ・ド・ラルジリエール
制作年:17世紀末−18世紀前半
技 法:油彩 キャンバス
同世代の宮廷画家イアサント・リゴーが、王侯や宮廷婦人の肖像画を手がけていわば「王家の画家」としての名誉を得たのに対し、彼の好敵手であったラルジリエールは、高等法院評定官をはじめ、銀行家や大ブルジョワなど、役人や富裕な市民階級の人々の注文を受けて活躍し、いわば「小役人の画家」あるいは「ブルジョワ市民の画家」として、当代一流の肖像画家の名声を確立した。ダルジャンヴィルは次のように述べている。「この画家はフランス宮廷とはあまり関係を結んでいない。むしろ一般市民のために制作することを喜んだ。その結果、優遇を得ることはなかったが、収入は宮廷に出入りしていた頃よりも急速に増えた。」アントウェルペン、ロンドンで修業を積み、そこでヴァン・ダイクの絵画に見られるような重厚かつ豊麗なフランドル絵画の様式を身につけたラルジリエールの作風は、フランドル的な造形と色彩の影響を受けながら、フランスらしい軽快で洗練された美しさを湛えている。歴史画、風景画、静物画など多彩な分野に筆をとったが、60年余の活動期の中で実に1500点をこえる肖像画を残した。その肖像画は女性的な優しさをもつロココ風のもので、リゴーの男性的な美を持ついかにも17世紀風の様式に比べると、明らかに新しい時代の到来を予告しているといえる。この作品は、楕円形の画面に落ち着いた褐色の色調によって簡略化された背景に描かれ、優美で女性らしい雰囲気を醸し出すとともに、ショールの赤や唇と頬の紅の色彩が画面に華やかさと明るさを添えている。ラルジリエールらしい軽妙な女性肖像画である。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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レンツとは?【 作家名 】

ウィーン工芸美術学校でミヒャエル・リーザーおよびフェルディナント・ラウフベルガーに師事。その後、ウィーン美術アカデミーカール・ヴルツィンガー、クリスティアン・グリーペンケールおよびアウグスト・アイゼンメンガーに師事。奨学金を得て2年間ローマ留学。銅版画家フェルディナント・シルンベックと共に1890年代に発券銀行の委託でブエノスアイレス銀行券をデザイン。1898年から1902年、「ヴェル・サクルム」のための作品:第1号の「春の営み」、通卷第5巻および創立者版のカレンダー「4月」および「7月」通卷第1巻の「春」および「秋」。1903年、モザイク研究のため、クリムトと共にラベンナに旅行。1898年から1939年、ウィーン分離派のメンバー、一連の展覧会に出品(第1回展および第14回展の室内装飾デザイン、第14回展のカタログの木版画、その他、モザイク、銅細工、フレスコ画など多数)。

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