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道北英治



ミッチェル



三岡明



満谷国四郎



緑川洋一



緑と茶の人



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港の風景



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 作家(1701)

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わかいふじんのしょうぞう

若い婦人の肖像

作家名:ニコラ・ド・ラルジリエール
制作年:17世紀末−18世紀前半
技 法:油彩 キャンバス
同世代の宮廷画家イアサント・リゴーが、王侯や宮廷婦人の肖像画を手がけていわば「王家の画家」としての名誉を得たのに対し、彼の好敵手であったラルジリエールは、高等法院評定官をはじめ、銀行家や大ブルジョワなど、役人や富裕な市民階級の人々の注文を受けて活躍し、いわば「小役人の画家」あるいは「ブルジョワ市民の画家」として、当代一流の肖像画家の名声を確立した。ダルジャンヴィルは次のように述べている。「この画家はフランス宮廷とはあまり関係を結んでいない。むしろ一般市民のために制作することを喜んだ。その結果、優遇を得ることはなかったが、収入は宮廷に出入りしていた頃よりも急速に増えた。」アントウェルペン、ロンドンで修業を積み、そこでヴァン・ダイクの絵画に見られるような重厚かつ豊麗なフランドル絵画の様式を身につけたラルジリエールの作風は、フランドル的な造形と色彩の影響を受けながら、フランスらしい軽快で洗練された美しさを湛えている。歴史画、風景画、静物画など多彩な分野に筆をとったが、60年余の活動期の中で実に1500点をこえる肖像画を残した。その肖像画は女性的な優しさをもつロココ風のもので、リゴーの男性的な美を持ついかにも17世紀風の様式に比べると、明らかに新しい時代の到来を予告しているといえる。この作品は、楕円形の画面に落ち着いた褐色の色調によって簡略化された背景に描かれ、優美で女性らしい雰囲気を醸し出すとともに、ショールの赤や唇と頬の紅の色彩が画面に華やかさと明るさを添えている。ラルジリエールらしい軽妙な女性肖像画である。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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山本鼎とは?【 作家名 】

1882年愛知県に生まれる。1906年東京美術学校西洋画科選科を卒業し、翌年石井柏亭、小林未星らと雑誌『方寸』を創刊する。1912年渡欧、1916年帰国、翌年日本美術院洋画部同人となる。1918年戸張孤雁と日本創作版画協会を創立して創作版画の発展につくし、翌年長野県小県郡神川村に日本農民美術研究所を設立。また自由画運動を推進するなど多方面に功積を残した。1920年日本美術院を脱退、翌年自由学園美術部教授となる。1922年春陽会創立に参加して会員となったが、1935年帝国美術院参与に推されて春陽会を脱会するが、1943年春陽会に復帰。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)

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