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トゥリュシェ



トゥルノン



『トゥールーズ新聞』のためのポスター



籐椅子に掛ける裸婦



桃蹊仙境図



東郷青児



冬真山水



東條七郎



踏青



投扇



灯台



東方朔図



透明な巨人たち



東洋のタバコ「ナジャ」



通り



時の設計



常盤御前雪行



徳岡神泉



TOKUSHIMA HONSEN -川原康孝氏へのオマージュ



徳島の子どもたち


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かわべのふうけい

川辺の風景

作家名:シャルル=フランソワ・ドービニー
制作年:1874年
技 法:油彩 キャンバス
画面に横たわる川面。遠方には木立の緑と青い空。釣り人が一人、川辺に佇んでいる。あひるの群れが、作品全体の平和で穏やかな印象と調和している。視点は、常に地面に近く低い安定した位置から風景を捉える。まさに彼の描く川の景色の典型である。1857年に小舟を買い、故郷に近い川のそばに移住。晩年にはフランス各地の川の景色をもとめて旅し、よく小舟の中から水面の風景を写し取っていた。本作は、そうした彼の趣向を反映しているといえる。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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脂派とは?【 美術用語 】

一般に明治美術会系の画家の画面が脂っぽい印象を与えることから、世間がこの系統の作家と作品を揶揄して用いた名称。紫派と呼ばれる黒田清輝を中心として形成された外光派との対比で用いられた。ほかに旧派、北派、変則派とも呼ぶ。1893年ラファエル・コランにサロン風の外光描写を学んだ黒田が帰国するまで、日本の画家は外光描写を知らず褐色を基調として明暗のコントラストを鳶色あるいは黒で表現したため、画面は暗く脂っぽいものとならざるを得なかった。それに対して明るく感覚的な黒田の外光表現は清新な感動をもって若い画家に迎えられ、やがて当時唯一の官展であった文部省美術展(文展)の画風を支配していった。ジャーナリズムは両者の対立を脂派紫派の抗争とあおったが脂派は画壇の片隅に追いやられていった。

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徳島県立近代美術館2006