ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


鳴門



南鴨古祠図



南海観音立像



楠公訓児図



南国



ナンシーアトリエジャンプルヴェ



南城一夫



南泉斬猫



難波田龍起



難波田史男



ナンバー27



ナンバー43



ナンバー45



南仏 ヴァンスにて



南仏のアニス酒「フェリ45」



鳰沼



二月の頃



ニクソン



西常雄



西雅秋


<前 (111/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


さんみっしぇるきょう

サン・ミッシェル橋

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1908年頃
技 法:油彩 板
1907年から1908年にかけて、ユトリロの病気はすっかりよくなっていた。彼の芸術は初期の時代が終わりモンマニーの時代に入っていた。 それまでとは色調がまったく変わり、画面は入念に練り合わされた絵具で覆われるようになった。 ユトリロはその絵具によって色価を調和させた。絵具は拳で打ち付けたように画面上ではち切れている。そこでは白が主要な色になった。それはなんと美しい白であろうか。 建物の白い壁を見た通りに描こうとしてジンク・ホワイト(ユトリロは白にはこれだけしか使わなかった)では満足がいかないときは、ほかの色を混ぜるようになった。 レアリスムにのめり込んだユトリロは、古びた石を描くのにいろいろ工夫をこらしたあげく石の上の本物の苔を画面に張りつけることができたらいいのにと嘆いている。 このころがユトリロの最初の転換期であり、そのすぐ後に白の時代がやってくる。そこでは生の白が白亜のままではなく、画面に響く黒や褐色と対置された絹のような灰色、やわらかな薔薇色や深い青で包まれるようになった。(K.S.)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

フラゴナールとは?【 作家名 】

南フランスのグラースに生まれ、幼少の頃パリに移り住む。はじめシャルダンに師事するが、肌が合わず当時の画壇で人気の絶頂にあったロココ美術の体現者ブーシェを師とする。対象を即興的な筆使いで生き生きと、時には甘美に描いて名声を得た。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

フラゴナール

キーワードを含む記事
8件見つかりました。

  教育がすべて

  ピエール・グベール

  ルイ・ロラン・トランケス

  花をもつ婦人

  ジャン=オレノ・フラゴナール

  アレッサンドル=エヴァリスト・フラゴナール

  ジャック=フィルマン・ボーヴァルレ

  ロココ


<前   次>

徳島県立近代美術館2006