ぐるぐるアートワード
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版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4



〈版画集〉5



版画集〈『悪の華』のために版刻された14図〉13.〈放蕩〉と〈死〉は…



版画集〈エルサレムの攻略〉1.裸婦



版画集〈エルサレムの攻略〉2.頭蓋骨のある静物


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てるとるひろば

テルトル広場

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1910年頃
技 法:油彩 キャンバス
モーリス・ユトリロの全生涯は、最初から終わりまで、このテルトル広場によって示される。ユトリロはここで、サシャ・ギトリィの映画『パリ物語(もし、パリが私に語ってくれたなら)』の最後のシーンをにぎわした。 絵具を厚塗りにした筆触は、砂、石膏といった様々な材料の特質を生かしたマチエールを用いたためである。ユトリロは、非常に巧みに、冷徹なまでのレアリスムで、パレットナイフを用いて滑らかな表面を丁寧に仕上げた。空は、より冷たい色調の明暗を強調した筆触で、微妙なニュアンスが施されている。これらの筆触は作品の主要な部分を占めており、慎重に並べられている。 このすばらしい作品は、ホール・ペトリデスの『カタログ・レゾネ』(第1巻)では1910年頃の制作、と記載されている。しかし私の考えでは、この時期ではなく、もう少し後に制作された。ユトリロのほとんどの作品に基づけば、この署名は1912年から1913年頃のものということが分かる。A.タバランによれば、次のように説明されている(Editions Bernheim−Jeune,p.88)。 「ほとんどの場合、小さくて細い書体で、リボードが購入する息子の作品に署名をしていたのは、母のシュザンヌ・ヴァラドンであった。依頼したのはリボードで、なぜならば、ユトリロは、この点に関して注意を受けているのに、それを無視して、並外れて大きな文字で署名したからであった」


カテゴリー:作品
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廣島晃甫とは?【 作家名 】

1889年徳島県徳島市に生まれる。1951年没する。本名は新太郎。香川県立工芸学校(現・香川県立高松工芸高等学校)、東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科を卒業。1916年、長谷川潔、永瀬義郎と日本版画倶楽部を結成。1919年の第1回帝展(帝国美術院展)と翌年の第2回帝展では日本画が連続して特選を受賞し、一躍画壇の注目を集める。その後も、帝展、新文展(文部省美術展)、戦後の日展(日本美術展)に出品し活躍。日独美術展覧会委員、帝展や新文展の審査員なども歴任した。大正期は浪漫的香りある人物表現を行うが、次第に花鳥画に重点を移していった。

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