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ぐるぐるもくじ


セザンヌ、救済院の礼拝堂



せせらぎ−版画集『自然の諸相』第12図



世相三題



セック



石鹸の道d)行為の断片”標的”



石鹸「モンサヴォン」(ジャン・カルリュと共作)



石膏のトルソと花



雪舟坐像



雪中孤鹿、雨中曳牛



雪中芭蕉図



雪後



背中を見せた女



せのひくいおれんじはまんなかあたり



蝉丸



セリュジェ



『セルフポートレート』



セルフポートレート



千秋万歳図



センストレム



「宣誓」に着手した時の3つの手の習作


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さんまるたんもん

サン・マルタン門

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1910年頃
技 法:油彩 厚紙
この作品は、ありふれた一枚の絵はがきがユトリロの才能豊かな想像力をかきたてたものである。白亜と卵黄によって堅固な画面をつくり上げ、そこに線状のカーマイン・レッド、エメラルド・グリーン、ウルトラマリン、ジンク・ホワイトを塗り込め、ワニスで調子を整えている。イエロー・オーカーとテール・シエンナ(土色)はすぐ隣り合わせで塗られている。 ここには魅惑的なマチエール、エロティシズムそのものといっていいような頑強な肉体のもつ官能性があり、医者たちに虚弱と診断された画家は、キャンヴァスを暗い浮き彫りに仕立て、それを光り輝かせるために、どのようなきまりも無視し、それまでに生み出されたどんなマチエールをも凌駕する新しい絵肌を練り上げている。 左官職人は建築家になり、自らが昇華した画面に入り込んでいる。この通りにどっぷりつかったユトリロのこの絵は、花火の最後の輝きを奏でるグレゴリオ聖歌である。 ユトリロが太い筆を白衣でふき、手にパレットを持ち、もう一方の手で筆を巧みに操ってせわしなく絵具を混ぜ合わせ、髪の毛をかきあげるたびに顔を絵具でよごしている様子が、目に見えるようだ。(K.S.)


カテゴリー:作品
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チャック・クロースとは?【 作家名 】

1940年アメリカに生まれる。1958年からシアトルのワシントン大学に学び、62年文学士号取得。同年よりイェール大学に学び、翌年に美術学士号、その翌年に美術修士号を取得。1964年から2年間、ウィーンの造形芸術アカデミーに学ぶ。1965年からマサチューセッツ大学の講師をつとめ、67年に同大学のアート・ギャラリーで初の個展を開催する。同年よりニューヨークに移り、視覚芸術学校の講師となる。抽象表現主義の作風から出発し、評価も受けたが、既製のイメージを用いたオブジェの制作を経て、1966年巨大な写真そっくりの人物像を描き始める。1980年にミネアポリスのウォーカー・アート・センター、翌年シカゴ現代美術館、ニューヨークのホイットニー美術館等で回顧展が開かれた。完全に機械的な制作過程による彼の巨大な「肖像画」は、視覚情報の認識という主題を根底に持っている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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